オタクじゃないもん!

主に女性声優 でんぱ組.inc バンドじゃないもん! 純粋カフェ・ラッテ

成瀬瑛美 プリキュアに変身する。

 

ぶっちゃけありえな~い!

このツイを見て思わず出た言葉がこれでした。

 

えいたそはプリキュアシリーズを初代から見続けていて

自分もいつかプリキュアになりたい!と何度も言い続けていた

プリキュア愛が強すぎる人です。

そしてオーディションを受けるチャンスを貰い

オーディションの結果プリキュアの主役に選ばれた

凄いなんてものじゃない、これはもう偉業です。

紅白出場なんかよりも遥かに価値のある偉業です。

 

今日の朝に公式のキャスト発表が出て

現役アイドルがプリキュアの主演を務めるのが

シリーズ初と言うことで大きくニュースになっている。

えいたそのツイッターには沢山の人達からの祝福の声が届き

この人も祝福をした。

 

えいたそともがちゃんと言えば

昔のでんぱの神神でメンバーが作ったベスト3という企画があり

えいたそは好きなプリキュアベスト3だった

それを熱くもがちゃんに語るえいたその姿が素敵だった

(もがちゃんは全く興味なさげでしたが)

 

無論祝福だけではなく、アイドル如きがプリキュアの主役とかふざけるな!

という意見も結構あった。

僕も声優ヲタなので、アニメや洋画吹替の芸能人起用は

ふざけるな!と思ってはいる

その手の芸能人起用は大抵は話題性を狙ってとか言うもので

演技が微妙な人が起用される事が多々ある。

でもえいたそはオーディションで選ばれた上での結果だから問題は無い

 

プリキュアのオーディションは他アニメのオーディション以上に

厳しいと言う話を聞いた事がある。

売れっ子声優だからと言って選ばれるものではない、

全員が同じ立場のガチオーディション

女性声優の多くはプリキュアに出演したい!と思っている人が多いので

参加する声優も何百人もいる

何度か落選して選ばれた声優もいる。

今回で言うとキュアセレーネ役の小松未可子

公式サイトで何度かオーディションを受けたと語っている。

(余談だが、小松未可子はでんぱ組と同じトイズファクトリー所属で

事務所的にはでんぱ組の後輩)

プリキュアに選ばれる声優はキャリアに関係なく、新人からベテランの中から選ばれる

キラキラプリキュアアラモードでは主演は女優の美山加恋だった

 

演技力は大丈夫なのか?と言う心配もあるが

えいたそはドアマイガーDというアニメで声優経験があり

今年の5月には信長の野望の舞台にも出演した

えいたそは演技派の要素もある

僕がえいたその演技で凄いと思ったのは映画の白魔女学園

この映画のえいたそは前半「はっぴーぷるぷるぴーぷるんー」

謎の呪文を言ったりといつものキャラなのだが

中盤でメンバー同士で殺し合いをしなければならないと

生徒会長役の相沢さんに告げられ

えいたそは最初に闇落ちしてしまう。

闇落ち後の演技がめっちゃ怖くて、笑いながらピンキーを攻撃する姿は完全にホラー

下手なホラー映画よりも怖かった。

僕がでんぱ組を初めて知ったのが白魔女学園

なので闇落ちえいたそは衝撃が強すぎた。

しばらくえいたそはそのイメージがなかなか抜けなくて

神神を見ても、この娘はいつかキレるんじゃないかと思って見ていた(失礼)

 

多分、えいたそはプリキュア出演の為に演技レッスンもしていたと思う

信長の野望出演もその一環だろう

なので演技力に関しては問題が無い

 

スター☆トゥインクルプリキュアは歌いながら変身をする演出で

来年2月発売の変身玩具にも歌が収録される

歌も重要なファクターであると思われる

歌が上手いのも選考基準の一つだとすると

えいたそが選ばれたのも納得が出来る

今回だと安野希世乃小松未可子も歌が上手い声優だからね

 

後はディアステの活動実績を見て評価したとも考えられる

ディアステはアイカツシリーズではSTAR☆ANIS

AIKATSU☆STARS! として歌唱担当

現在のアイカツフレンズでは元虹コンの陶山恵実里が出演

女児向け作品での実績もあって、えいたそにオーディション参加の話が来たと思われる

 

でも一番の理由はやっぱりプリキュア愛の強さだと思う

 

東映の公式サイトにはキャストコメントが載っているが

えいたそだけコメントが長い(笑)

その中で特に凄いと思ったのがこの部分。

 

 成瀬様が感じる、プリキュアシリーズの魅力を教えてください。

 

(前略)

たくさんの元気や勇気をもらえるだけではなく、シリーズ毎に新たな挑戦があって刺激もあります!初代とMax Heartには本当に憧れとカリスマ性を感じるし、SSは二人の心からの仲の良さと敵側のロマンが最高!だし5やgogoは華やかで鮮やかで男性キャラクターとプリキュアとのときめきもたまらなかったし、フレッシュの熱いドラマや展開には胸を打たれて「友達を大切にしよう」と思ったし、ハートキャッチの世界観は特に大好きでその中でもマリンには夢中になって憧れたし、スイートは特に髪型やデザインが女の子として憧れて響の「フィナーレ!」の時の笑顔に毎回やられたり、スマイルは毎週毎週楽しくて笑顔にさせられたしみんな本当に可愛い!
ドキドキはマナちゃんの主人公としてのあるべき姿に感動されられたり、はたまたレジーナのツンデレさにキュンとしたり、ハピネスチャージは好みのデザインとコミカルな感じで笑顔になりつつもめぐみちゃんの博愛心に涙したしgoプリンセスはまっすぐに夢に向かう美しさや絶望との向き合い方を教えてくれたし(あときららちゃん可愛い(笑)!)魔法つかいは家族の絆や暖かさ、毎週のコミカル感がとってもとっても楽しませてくれて(あと最終回やその前の回に号泣)プリアラは個性の大切さや好きって気持ちを大事にする事を教えてくれて、変身シーンのそれぞれが伸び伸びとした動きは素晴らしくてhugっとではなちゃんたちに沢山応援して貰って叶えたいより叶える自分になろうって思えて…
もう、語り切れないです(笑)!

東映のスター☆トゥインクルプリキュアのサイトより抜粋 

 

初代から最新作のHugプリまで全作品の魅力を語っているのだ

プリキュアシリーズを全部視聴して、プリキュアになりたいと

本気で言っている人がえいたそ以外にいるだろうか?

彼女はプリキュアに自分の夢を賭けている。

 

みりんちゃんもコメントしている通り、えいたそは意志が強い

その意志の強さで夢の一歩を掴んだ。

でんぱはAKBや乃木坂のようなメジャーアイドルではないし

ディアステはハロプロやスタダのような大手ではない

普通に考えれば、一介のアイドルがプリキュア出演なんてありえないだろう

でもえいたそはプリキュアになる事を信じていた

HUGプリの「なんでもできる!なんでもなれる!」の通りに

 

だが今はまだスタート前、これから1年間

スター☆トゥインクルプリキュアが面白くなるかどうかは

えいたその演技にかかっている

当然プレッシャーも半端ない。えいたそも演じる事に沢山不安を抱えている

でもそれ以上に沢山の人達を元気にさせたいという想いが強い。

 

プリキュアシリーズは15年間、多くの女の子達や家族、

大きいお友達に沢山の幸せを与えてきた

えいたそもアイドルやでんぱ組の一員として沢山幸せを与えてくれたが

来年からプリキュアとして幸せを与えてくれる

 

成瀬瑛美はでんぱ組ファンなら誰もが認める良い娘なのだが

一推しのファンが少ない状況である

更に濃すぎるキャラのせいか、ソロの仕事も少ない

その中でのプリキュアという大きな仕事を掴んだ

今後、プリキュアファンや女児達がえいたそや

でんぱ組に興味を持って、新たなでんぱ組のファンになるかもしれない

プリキュアの演技が評価されて、えいたそは更に声優の仕事が増えるかもしれない

 

次回作は宇宙がテーマ

宇宙と言えば今年のでんぱ組のテーマが宇宙を救う

そしてプリキュアの原点と言える同じ東映セーラームーンの主題歌

ムーンライト伝説」のカバーを歌った。

何か運命的なものを感じてしまう。

 

最後に僕とプリキュアの関わりだが、僕も初代からのファンである。

えいたそほどのガチ勢ではないが、初代から全作品はチェックしている

今年のHUGプリ映画は映画館で見て沢山涙が溢れた。

プリキュア達の輝きは冴えない男の心を勇気づけてくれる

だからこそ、えいたそがプリキュアの主演に決まった事は涙が出るほど嬉しかった

プリキュアは20週年に向けて動き出していると言う

そういう意味で16作目のスター☆トゥインクルプリキュアは重要となる

 

プリキュアとでんぱ組、成瀬瑛美のファンとして

来年のプリキュアも楽しみたい。

 

 

 

こういうイラストをすぐに描けるぺろりんの優しさを感じますね。