MOSAIC.WAV再始動
11月18日にMOSAIC.WAV(モザイクウェブ)がRe:1stライブを開催しました。
これは1stライブから10周年を記念したワンマンで
日程も会場も1stと同じ会場です。ここから再スタートをする意味を込めて、Re:1stライブとつけています。
何がRe:1stなのかというと、DearStage Recordsに所属をする事です。
要するにでんぱ組と同じ所属になるという事です。
MOSAIC.WAVは電波ソングや秋葉原系ソングの「AKIBA‐POP」を
作り続けてきた音楽ユニット。
2003年からメンバー2人でずっと活動を続けています。
一番有名なのがこの曲だと思います。
歌詞が「子作りしましょ。」から始まるこの曲も有名
特に2000年代後半の勢いは凄く、アキバ文化を支えたアーティストと言えます。
MOSAIC.WAVの影響を受けた人は沢山いまして
その中の一人がもふくちゃんです。
もふくちゃんは大学生の頃に秋葉原に興味をもって、秋葉原の文化を学んでいき
秋葉原でライブハウスを作ってアイドルのプロデュースをするようになります
それが秋葉原ディアステージ。
そしてMOSAIC.WAVは自分に強い影響を与えたアーティストだと語っています。
でんぱ組の夢眠ねむも影響を受けた一人です。
MOSAIC.WAVがいなければ、もふくPもでんぱ組もディアステも存在しなかった
だからディアステに加入するのはもの凄い事なのです。
先日のライブではゲストに夢眠ねむと虹コンの根本凪がゲスト出演して
元々ファンだった二人にとっては最大のサプライズでした。
そんなMOSAIC.WAVですが、2010年代に入ってからは勢いが落ちてきて
ああ、そんなグループいたよなー、と思われるほど目立たなくなった
理由は印象に残る電波曲が減った事です。
MOSAIC.WAVの最大の魅力は毒気です。
例えば「ギリギリ科学少女ふぉるしぃ」という曲は疑似科学を皮肉った歌詞で
世の中に対して攻めていた曲が秋葉原のアンダーグラウンド感とマッチしていた。
MOSAIC.WAV - ギリギリ科学少女ふぉるしぃ - YouTube
しかし最近はアニメのような普通の萌え曲ばかりでAKIBA-POPらしさが減った
これは最近のでんぱ組と似た状況だと言えます。
でんぱ組もおつかれサマー辺りから普通の曲が増えて、でんぱらしい曲が減りました
秋葉原が観光客向けの普通の街に変わっていって、アングラさが減ったのと
同じような道を辿っている感じがします。
だから今回のRe:1stは原点回帰の意味も込めているのでしょう
活動拠点をディアステに移したのも今の秋葉原らしい場所から発信したい想いがあるのかもしれません。
でんぱ組も12月のライブでリスタートを切ろうとしている
秋葉原を代表する2大アーティストと言えるこの二組が
秋葉原から沢山の人達を興奮させる電波を発信する事を期待しています。