オタクじゃないもん!

主に女性声優 でんぱ組.inc バンドじゃないもん! 純粋カフェ・ラッテ

昭和と平成もアニソンは最高

日曜のアメトーーク!で昭和VS平成アニソン対決という企画を見ました。

 

この企画は反響が大きかったようで、ツイッターでもかなり話題になってますが

悪い意味での反響も大きかったりします。

番組に出演したケンドーコバヤシのツイが炎上しているのです。

 

炎上の元となったのがラブライブ!のμ'sのライブ映像が流れたのに対して

ケンコバがこのポーズは永田裕志の真似をしてるとツッコミ

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このポーズね

 

これに対してファンがブチ切れてるというわけです。

もちろんこれはケンコバ流のギャグです。だから本気で怒る事ではない。

(僕はこのシーンを見た時大爆笑しました)

 

 

僕もガチのアニソン好きとしては番組内容に色々言いたい事がありますが

アメトークはあくまでバラエティ番組だという事を割り切らないといけません。

番組では時々漫画やアニメの大好き芸人の企画がありますが

内容は作品のツッコミ所のあるシーンをピックアップして笑いを取るスタイルです。

重要なのは作品をディスらずにネタとして昇華する所です。

これでこの作品面白そうだなあ、と作品を知らなかった人のきっかけとなるのです

実際、漫画大好き芸人で取り上げられた作品は売上が伸びたという話を聞きます。

 

さて、今回の内容はアニソン好き芸人が

昭和軍と平成軍に分かれて、それぞれの良さを語るというもの。

内容としては平成側は最近のアニソンはここが凄い!と熱く語って

昭和側は昭和のアニソンはここが面白いんですよーとネタにするという物

 

曲としてレベルが高いのは平成です。

音楽も映像も新しい方が良いに決まってます。

しかし昭和にはアニソンらしい熱さと楽しさがある。

実際プレゼンとして面白かったのは昭和側ですね。

平成側はとにかく曲が凄い!事をアピールしすぎて一方的な発信になってる

 

アメトークにはスタジオの観客席に女性達がいますが

彼女達はアニメと漫画はあまり興味がない層だと思われます。

番組ではいかに彼女達を笑わせるかがポイントです。

実際笑いを取っていたのは昭和側です。

平成側は反応が薄いどころか、キスマイの宮田俊哉がガチヲタトークをした時は

観客は明らかにドン引きしていましたからね。

ジャニーズでもキモオタはドン引きされるのです。

(宮田君はキスマイの中では人気は下の方らしいが)

しかも今回は深夜じゃなくてゴールデンです。

うわぁ・・となった一般視聴者も多かったでしょう。

 

実際平成側の説明は、有名アーティストが歌っている、映像が凄い

昭和は歌詞がダサいが平成は歌詞がおしゃれ。と抽象的な内容。

特に最後は異論がありますね。昭和は確かに無茶苦茶な歌詞がありますが

歌詞がシンプルに作品の内容を伝えているという点では優れています

平成にも歌詞が電波な曲は沢山ありますしね。

何よりアニソンの魅力って歌うのは恥ずかしい、でも歌うと楽しい!

だと思うのですよ。

一般人の前で普通に歌えるおしゃれなアニソンでいいのか?という話

 

では平成側はどうしたらよかったのか。というと

ネタにはネタで返す。

例えば鋼鉄ジーグのバンバンばかりの歌詞をネタにしてましたが

平成にも「ガガガガ、ガオガイガー」って凄いアニソンがあると返す

更に「キングゲイナー・オーバー」を映像付きで紹介したらインパクト大です。

有名所なら「一万年と二千年前から愛してるー」もネタになる

どれだけ愛してるんねん!とツッコミが入るでしょう

他にも撲殺天使ドクロちゃんの「ぴぴるぴぴるぴぴぴるぴー」や

這いよれ!ニャル子さんの「うー、にゃー!」と「キルミーベイベー!」

も笑いをとれるネタになるでしょう。

うーん、ここまでやるとやっぱりドン引きされるか

まあ最新のルパン三世立体視みたいに知らない人でもへぇー!と思わせる

ネタがもっとあれば良かったと思います

後は平成なのに90年代アニソンの紹介が無かったのも残念です。

 

逆に昭和側もネタに走りすぎてた感じがします

Get Wildとか名曲も紹介して欲しかったですね

シティーハンターで話のラストにかかるイントロから入るGet Wild

作品を知らない人でもかっこいいと思わせる演出でしょう。

 

宮田君はジャニーズのヲタタレントとして自身を売り込みたいようですが

それならば節度を持ってアピールをした方がいいでしょう

今の嫁はイリヤ!とか言ってる人に共感する人は限られてます。

(バラエティの演出としてわざとキモヲタを演じてる可能性もありますが)

自身の好きな作品を勉強して、それをどう人にうまく伝えるかが大切です。

良いオタクというのは、自分の好きな事を楽しく伝えられる人だと思います。

それを実践しているのはケンコバですね。

彼は最近の漫画も沢山チェックして見分が深く、人に面白く伝える能力もある。

だからケンコバに苦情のリプを送るよりも、彼を見て学んだ方が良いです。

 

最後に僕が思う昭和と平成のアニソンの違い、それはです。 

昭和は生音が主流で、平成は打ち込み系が多い

打ち込み系にも利点がありますが、やはり生音の方が良い。

昭和アニソンは演奏が豪華な曲も多いですね

デビルマンの歌はオーケストラで壮大です。

昭和アニソンなんて古臭くて聞いてられねーよ!と思ってる若い方も

昭和曲の味も噛みしめるのも良いと思います。

いつの時代でもアニソンは聞いたり歌ったりするのが楽しい曲なのです。

 

僕も自分の好きな事をうまく伝えられるようにこのブログで精進しています。

とは言えアニソンが好きすぎてマニアックな内容になってしまったので

どれだけの人が共感するか分かりません。良いオタクへの道は遠い。