最上もがさん、ありがとう
早速でんぱ組の魅力を語っていきたい。ところではありますが
まずはこの話題に触れないといけません。最上もがさんのでんぱ組脱退の件です。
(ブログを始めた理由もこの事を文面にしたいのもあった)
僕にとって最上もがさんはでんぱ組の世界に引き込んでくれた方です。
元々アニメや声優オタクで、声優やアニソンこそが至高。と極端な考えを持っていて
逆にリアルアイドルは嫌っていました。一番の理由はA〇Bや乃〇坂とかが偉そうにしている点、それでアイドルは下らないものと考えていました。
そんな僕がある時ネットの無料映画で白魔女学園を見つけました。
白魔女学園はでんぱ組主演の特撮映画で、僕が興味を持ったのは監督の坂本浩一 この人は平成仮面ライダー等を手掛けていて、中でもアクションとエロに定評がある、僕が一番好きなアクション監督です。更に脚本が吉田玲子(けいおん!等の脚本家)で、映画を見るには十分な理由でした。
映画の内容を簡単に説明しますと、様々な理由で不幸な少女のみが入学できるという白魔女学園。入学して無事に卒業した者は自分と同じ不幸な少女を救う事が出来る白魔女になれるというお話。
映画の主役が最上さんが演じる白鳥もがです。この映画に出演するでんぱ組メンバーは苗字は別で名前は同じという形式(その理由は後述)
でんぱ組は名前だけは知っていましたが、メンバーは全然知らない状態だったので、最初はあんまり可愛くない、演技下手過ぎ。と全然期待せずに見てました。
しかし、話の中盤で白魔女の卒業試験でメンバーで殺し合いをして残った一人だけが白魔女になれる。という殺伐とした展開になります。
彼女達は次第に狂気に満ちていき、学園で友達になったメンバーを次々と殺していきます。
あまりの衝撃的な展開に映画を見終わった後はしばらく呆然としてました。
このでんぱ組というアイドルに何でこんな映画を撮らせたのか?
アイドル映画というとももクロの「幕が上がる」のような、青春映画のイメージだったのでこの映画は完全にそれと真逆でした。
しかしそれ以上に僕はこの映画の最上もがに惹かれました。特に終盤白魔女に変身した姿が本当に美しくて、アニメの世界から飛び出してきた感じでした。
それからウルトラマンギンガSという作品にも最上もがが出演している事を知り、更に坂本浩一監督も手掛けているので全話視聴しました。
この作品での最上さんはワンゼロという、敵宇宙人に作られたアンドロイドの役です。
本物のアンドロイドのようなリアルさと美しさに再び惹かれました。
ワンゼロはやがて人間の心に目覚めて、少女から貰ったマナと言う名前で地球人の味方として戦うのです。
余談:ギンガSの劇場版では当初でんぱ組全員を出演させる予定でしたが、スケジュールの都合で実現に至らなかったとか・・残念。
ワンゼロは大人気で写真集が発売、最上さんによるサイン会も開かれました。
それから僕はネットで最上さんの画像を集めてから、今度はYouTubeにあるでんぱ組のMVを視聴。BPMが早い歌声に独特な世界観の映像に一つ一つ驚いていき、中でも衝撃が強かったのがW.W.Dです。
この曲は「いじめられて部屋で引きこもっていた」等、メンバーがそれぞれの暗い過去を歌った曲です。衝撃的な歌詞に驚きつつも、そういえば白魔女学園のヒロイン達もこんな過去を背負ってたような・・もしかして白魔女ってでんぱ組のメンバーを再現していたのか!?と確信したのです。(実際映画のEDはW.W.D.Ⅱでしたし)
それで白魔女学園はあんなに暗い内容なのかと納得しました。
W.W.Dで更にでんぱ組への興味は強くなり、それからライブ映像、でんぱの神神等のTV番組、ラジオ番組を経て完全にでんぱ組の虜となったのです。
それでも僕にでんぱ組の世界を教えてくれた最上もがは特別な存在なのです。
美しすぎるグラビア、普段はクールだけど楽しい時ははしゃぐ所、最初は歌もダンスも下手だったのが成長した所、ツイッター等で本音で話す所。すべてが愛おしいです。
実際でんぱ組は最上もがから入ったファンが多いと聞きますので、でんぱ組の入り口として重要な存在だったのです。
ただツイッターやインスタの発言はネットニュースに取り上げられる事が多く、目立ちすぎる存在故に叩かれる事が多くて本人はいつも悩んでいました。更に人付き合いが得意ではないので誤解をされて、他のメンバーとは不仲だと叩かれる事に。
彼女は精神的に病んでしまった。
僕も最近の体調不良による仕事キャンセルが増えて、病気ででんぱ組を辞めるのではないかと不安を持っていました。
それでも負けず嫌いのもがちゃんは絶対に辞めない、もがちゃんは復活して再び6人のライブが見れるのだと不安をかき消して応援を続けていました。
でも彼女は心が折れてしまった。そして自ら脱退を決意した。
最上さんの中で何があったのかは分かりません。当人とメンバーでしか分からない事でしょう。
ただ卒業ではなく脱退としたのは、中途半端な形で辞めることになった自分への戒めなのかもしれません。
僕は今複雑な心境であり、今後は女優として頑張って欲しい。という気持ちと
どうしてでんぱ組を辞めたんだ。という気持ちが交錯していて
現状、最上さんの新たな道を素直に応援する事が出来ない心境です。
嫌いになったわけではなく、でんぱ組も最上もがも好きだからこそ全てを認められないのです。
ただ僕としては、5人で活動を続ける事を決めたでんぱ組.incの応援は今まで通り続けますし、アイドルを辞めた最上もがの今後を追っていきたいとは思っています。
今は気持ちを整理する為の時間が必要で、時が立てば応援が出来ると思います。
一つ言える事は最上もがの加入ででんぱ組.incとメンバーは成長して、最上もがも人間として大きく成長したと言えます。
そしてでんぱ組や最上もがの活動で僕を含めて多くの人達の人生が楽しくなった事です。
最上もががでんぱ組.incに正式加入したのが2011年12月25日のでんぱ組の初ワンマンライブ。そこから約5年7カ月もの間、でんぱ組.incの紫として活動してきました。
僕がでんぱ組を知ったのは2015年の夏なので約2年間でしかありませんが、とても濃い2年間でした。
特典会等は参加した事が無いので、直接お話できなかったのは悔いが残りますが、それでも出会えて良かったです。
最後に今の精一杯の言葉を伝えます。
最上もがさん、でんぱ組.incに入ってくれてありがとう。
でんぱ組の紫としてアイドルとして活躍してく
れてありがとう。
5年7ヵ月間の活動お疲れ様です。
今はゆっくり体と心を休めて、新しい活動に向けて頑張って下さい。
最上もがちゃん、本当におつかれサマー!
どこまでもがー!